パチスロ、アニメ、ドラマCDにゲームと、長年にわたりファンに愛されている『快盗天使ツインエンジェル』。2016年には10周年を迎え、10月2日(日)に「快盗天使ツインエンジェル10thAnniversary~天使と勇者の祝賀会~」が品川・ステラボールにて開催されました。
イベントでは、2017年春に放送を控えているTVアニメ『ツインエンジェルBREAK』や、同じく2017年に配信予定のアプリ『快盗天使ツインエンジェル~そして神話の乙女たち~』の最新情報はもちろんのこと、メインキャスト陣によるゲームコーナーも行われました。
こちらでは、大盛況のうちに幕を閉じた昼の部の様子をレポートでお届けします。着ぐるみさんたちとキャスト陣が奇跡のコラボを見せた朗読劇は必見ですよ! レポートの最後にはイベント後の田村さん、能登さん、釘宮さん、檜山さんのコメントも掲載するので、お見逃しなく。


【出演者】
田村ゆかりさん(水無月遥/レッドエンジェル役)
能登麻美子さん(神無月葵/ブルーエンジェル役)
釘宮理恵さん(葉月クルミ/ホワイトエンジェル役)
堀江由衣さん(テスラ・ヴァイオレット役)
柚木涼香さん(ナイン・ヴァイオレット役)
檜山修之さん(如月唯人/怪盗ミスティナイト役)
あべにゅうぷろじぇくと・佐倉紗織さん

怪盗ミスティナイトが華麗に登場!

 立見席ができるほど、超満員の会場。今か今かと開演を待ちわびるファンが息をのむ中、会場が暗転するとミスティナイト様の爽やかな声が響き渡ります。どうやらイベントの諸注意をしてくれるようです。今回はあべにゅうぷろじぇくとのライブもあり、お客さんの中にもペンライトを持参する方々もちらほら。

「ライブパートでは座席の諸君も起立! スタンディングOKだ。 めいっぱい盛り上げてくれたまえ!」
この一声に「おお~!」と盛り上がるファンたち。「しか~し!」とミスティナイト様。
「2階席の諸君!君たちは、立たないようにしてくれたまえ。その席は……危険だッ!!」

 との影ナレに会場も大爆笑。「諸君、わかったか?」と声をかけると「は~い!」とファンもレスポンスを返し、準備万端です。そして、今回の司会を担当するやまけんさん、着ぐるみさん、キャスト陣が登場していきました。
やまけんさんは「今日は平均年齢高めでお贈りします! そうでもなかったか(笑)」とキャストをチラリと覗き込みます。「誰かな~?」といった様子で顔を見合わせるキャストの皆さん、 流石です。


『快盗天使ツインエンジェル』の思い出を振り返ろう!

 まず最初に行われたのは、10周年を振り返るトークコーナー。『快盗天使ツインエンジェル』の歴史を年表を見ながら振り返っていきます。しかし、年表は要所要所が虫食いになっており、クイズ形式で埋めていくことに。
2006年に稼働を開始した『快盗天使ツインエンジェル』ですが、当時は田村さん、能登さん、檜山さんをはじめ、まだまだキャストが少なく、今回の登壇者が全員登場するのは2011年から。10年も前の話になると、「うーん」「そうだったっけ?」とみなさんかなりのうろ覚えのようです。ツインエンジェルになった葉月クルミも2011年のタイミングからの登場。

「理恵ちゃんだけ先にいなかったっけ?」(田村さん)
「私もそこからだよー」(釘宮さん)
「あー! そうだったそうだった!」(田村さん)
「えー! 理恵ちゃん先輩だと思って敬ってたよ」(堀江さん)

 といった具合に、確認作業だけで会場も笑いに包まれていました。

 もちろん、最近も様々な展開を見せている『快盗天使ツインエンジェル』。2016年7月にはニコニコ生放送の配信が行われ、何かと話題を呼びました。やまけんさん曰く、「最悪だった……」とか。それもそのはず、出演は中原麻衣さんと金田朋子さん。中原さんが金田さんに振り回される姿はコメントも「wwww」の嵐でした。
「だから今日いないのか……」と田村さんが言っていましたが、まさか後ほどあのような形で 登場することになるとは……!

 さらに思い出話は続き、ツインファントムの話題が持ち上がります。柚木さんは堀江さんに名前を呼ばれるのが当時から嬉しかったそうで「キャラクターでも普段でも、由衣ちゃんの声で呼ばれると嬉しいの。どうして変わらないの!?」と驚きを隠せないようでした。
ここで檜山さんが「ラジオもやったのに、年表にない! 黒歴史みたいになってるよ!」 と言及(夜の部の年表ではラジオについても、しっかりまとめられていました )。2012年に「放送紳士ツインマスクR」として檜山さんと小山力也さんがパーソナリティを務めていたのをみなさんはご存知ですか? 2011年には田村さんと能登さんによる「放送天使ツインエンジェルR」も配信されていました。「やった! やった!」と田村さんと能登さんも懐かしそうです。
その他にも「ドラマCDもやったよね?」と田村さんが能登さんに声をかけると、「や、やりました~……」とあやふやな回答をしたりと、全体的にあまり覚えてないけどなんだか楽しい、という空間を生み出し、終始、笑いに包まれたコーナーとなりました。


ゲームで繰り広げられる“あったかもしれないストーリー”

 続いては、田村さんと能登さん、ビットプロモーションの松原さん、サミーの懐芽さんの4人で新作ノベルゲーム『快盗天使ツインエンジェル~そして神話の乙女たち~』の最新情報コーナーへ。早速、OPムービーが初公開されました。 「今回はストーリーを楽しんでほしいと思います。いいお話になってますよ」と松原さん。すでに収録を終えているという田村さんも「OPを見ているだけで泣きそうになっちゃった」とコメントします。かなり作り込まれたストーリーをしているようで、ボリュームもかなりのものだとか。

 そこで、実際にデモプレイを行うことになりました。そこには幼少時代の遥と葵の姿が。そして、遥のお母さん・かすみを井上喜久子さんが、葵のお母さん・ちひろを本間ゆかりさんが担当していることが発表されました。「また、平均年齢が下がっちゃう!」と田村さんの冗談に会場も笑い声をあげていました。
ゲームでは平行世界を旅する、あったかもしれないストーリー”が繰り広げられるようで、葵が激昂する珍しい姿や、リリカ・アスタディール(CV:金田朋子さん)の泣ける話も楽しめるそうです。
ゲームは2017年1月配信予定ですが、2016年末に無料の1話が配信予定です。新たなツインエンジェルが見られるまで、期待して待ちましょう。


着ぐるみさんと一緒にまさかの朗読劇!

 ここからは朗読劇のコーナー。なんと、キャストの生アフレコに合わせて着ぐるみさんたちが演技するという斬新な一幕が展開します。どうやらキャラクターたちがイベント前に話し合っている様子を描いたもののようです。

「早くしないとグッズが売り切れてしまいますよ!」(テスラ)
「それは困る~! クルミちゃん、ちょっとだけ行ってきていい?」(遥)
「ダメだって言ってるでしょ!? だいたい物販なんて並ぶだけ並ばされて、本当に買えるかもわからないのよ?」(クルミ)
「クルミさん、過去に何か嫌なことでもあったのでしょうか?」(葵)

 なんともシビアなドラマです。さらに物語は続き「案ずることはない」とミスティナイト様が登場! 遥とテスラのお目当てのグッズをすでに用意しておいたというイケメンっぷりを発揮です。さらに、極秘情報を持ってきたというミスティナイト様。『ツインエンジェルBREAK』より、天月めぐると如月すみれからのビデオメッセージが公開されました!

「私、天月めぐる、14歳です! 聖チェリーヌ学院、中等部3年生で、家庭科部に入っています! す、すみれちゃんもなんか言ってよ!」(めぐる)
「如月すみれ。聖チェリーヌ学院、中等部3年。14歳。以上」(すみれ)
「そ、それだけ!?」(めぐる)
「初対面の人に、そんなに自分のことを詳しく言う必要があるの?」(すみれ)

 少々不安な2人ですが、可愛いものや兄に目がなさそうなすみれの姿や、必死で元気なめぐるの姿を見ることができました。しかし!
「あの2人が新しいツインエンジェルなんて認めないわ! それに2人しかいないじゃない! ツインじゃないわ!」(クルミ)

 と既存メンバーからは異論も出ている様子。仲がいいのやら悪いのやらわからない2人ですが、「喧嘩するほどなんとやら、ではないでしょうか♪」(葵)ということなのでしょう。そして、如月唯人と同じ苗字が意味することとは……?
といったところで、朗読劇は終了。新たなツインエンジェル、『ツインエンジェルBREAK』にも注目です!


新たなツインエンジェルを演じるのはM・A・Oさん&茅野愛衣さん!

 そして、新シリーズ『ツインエンジェルBREAK』のTVアニメ情報コーナーがスタートします。監督の岩崎さん、J.C.STAFFの松倉さんとサミーの懐芽さんが登壇し、まず最初に発表されたのはキャスト情報。天月めぐるをM・A・Oさん、如月すみれを茅野愛衣さんが演じていることが発表されました! さらに、2017年春に放送予定とのことです。
2人は100名以上のオーディションから選ばれたとのことで、こだわりのキャスティングであることが語られていました。M・A・Oさんと茅野さんからのビデオメッセージも公開され、ファンも期待に胸を膨らませます。
そして、気になるのは、2人をサポートする謎のハリネズミ・みるくちゃん。このキャスティングだけはすでに決まっていたそう。それもそのはず、演じるのは釘宮さんです!
再登場した釘宮さんは「このサイズ感で演じるのは大変かなと思ったけど、人間みたいな喋り方だったのでなんとか」と演じた感想を語ります。ファンも薄々気づいていましたが、懐芽さんから衝撃の事実が語られます。

「みるくちゃんはクルミなんですけど」

 あえて言わないようにしていたのに、するっと重大発表をする懐芽さんにファンもこの日一番の笑い声をあげていました。どうやら“どうしてこの姿になったのか?”というところがポイントだそうで、物語のカギを握っていそうです。
さらに、OP主題歌『ラブって♥ジュエリー♪えんじぇる☆ブレイク!!』あべにゅうぷろじぇくと feat.天月めぐる&如月すみれが、ED主題歌『ぶれいくるみるくらぶ!』みるくちゃん(CV:釘宮理恵さん)が歌うことが決定! 主題歌の続報もお見逃しなく。


一粒2000円のサクランボに目の色が変わる!?

会場が暗転すると、エリス・フィリウス役の中原麻衣さんとリリカ・アスタディール役の金田朋子さんからのビデオメッセージが……! いきなり掛け声が揃わないというハプニングが起こったまま、

「ツインエンジェルの!」(中原さん)
「見てるみなさん! あ、イベントに来てるか(笑)」(金田さん)

 というお馴染みのグダグダ具合に、これまた会場から笑い声が。仕舞いには「昼の部も夜の部も使い回しでーす!」「ついさっきニコ生をやった」などなど、大人の事情を全く無視した金田さんでした……。ちなみに実際の夜の部のビデオメッセージはサロメ役の新谷良子さんが担当。こちらのメッセージも、ファンを大いに盛り上げていました。
キャスト陣が再登壇するとジェスチャーゲームが幕を開けます。田村さん、能登さん、釘宮さんのツインエンジェルチームと、堀江さん、柚木さんのツインファントムチームに分かれ、着ぐるみさんたちのジェスチャーを当てることに。檜山さんは司会での参加です。勝利チームにはなんと、一粒2000円の超高級サクランボがプレゼントされます!
金額を知った瞬間、「一箱7万円だ!」と喜ぶキャスト陣。コーナーが始まる前と後での喜びようの違いに「テンションが違いすぎるぞ!」と檜山さんがツッコミを入れるほどでした

 まずはツインエンジェルチームからスタート。最初のお題は「クレーンゲーム」です。田村さんが「鶴の恩返し!」と回答しつつも、釘宮さんが見事正解! さらに続く「ジェットコースター」も釘宮さんが正解し、好調な出だしです。
続くツインファントムチームは「漫画家」をクリアするも、「パティシエ」を不正解。ここでコーナーが終わったと思ったツインエンジェルチームは大喜びしますが、もう一問ずつだけ残っていることが明らかに。

「勝ったのに~!」(田村さん)
「まだ一問あるよ!」(やまけんさん)
「あぁん!?」(田村さん)
「鶴の恩返しは黙ってろ!(笑)」(やまけんさん)

 お金の力は怖いですね。

 その後、結局ツインエンジェルチームの勝利となり、ゲームコーナーは終了。「能登は何もせずだったな(笑)」と檜山さんに言われた能登さんでしたが「ふふふ」と笑って流し、ツインエンジェルチームのナイス(?)チームワークを見せたのでした。 そして、最後はあべにゅうぷろじぇくとのライブでイベントはフィナーレ! 10年たった今でも、多くの人々に笑顔を届け続ける『快盗天使ツインエンジェル』のパワーをひしひしと感じる、充実のイベントとなりました。


まだまだ続く『快盗天使ツインエンジェル』の物語!

 最後にイベント後の田村さん、能登さん、釘宮さん、檜山さんの4人のコメントをご紹介。仲のよい姿に思わず笑顔になること間違いなしです。

――『快盗天使ツインエンジェル』が10周年を迎えましたが、お気持ちはいかがですか?

田村ゆかりさん(以下、田村):気づいたら10年も経っていて、正直ビックリしました(笑)。
能登麻美子さん(以下、能登):本当にねー。2006年からって考えるとすごいよね。
釘宮理恵さん(以下、釘宮):途中から参加した身からしても「10周年か……」と感慨深いですね。
檜山修之さん(以下、檜山):でもずっと演じているわけではなく、思い出したときにやってくる作品なので、オリンピックみたいなものですね(笑)。

――今日のイベントはどうでしたか?

田村:同じ人絶対来ますよね?(笑) どうなんだろう?

――けっこうな倍率だったそうですが。

スタッフ:抽選の途中で座席枠を増やしたりしていました。
一同:すごーい!
釘宮:立見席の方たちのぎゅうぎゅう詰め具合がすごかったですからね。
田村:昼夜公演どちらも参加する人もいるみたいで、それだけ作品を好きでいてくれるのは嬉しいよね。

――イベント中はかなりうろ覚えだったようですが、いい振り返りになりましたか?

一同:そ、そうですね……!

――(笑)。

――新シリーズ『ツインエンジェルBREAK』の情報も発表されましたが、もし出演できたらやってみたいシーンなどはありますか?

田村:私たちも出演できるかわからないですからね。
釘宮:私も「頑張ります!」としか言えないような情報しかもらっていないんですよ。
檜山:僕らは最終的に台本をもらえたら何でもやりますよ!(笑)
能登:すみれちゃんの心をもうちょっと開かせてみたいなって思います。同じ色の共感もあるかもしれませんね。
田村:遥とめぐるもビジュアルが若干似てるよね(笑)。私たちもいろいろなものを収録しているから、今後どうなるのかまだわからないんですよ。

――新シリーズもいろいろと謎が多いですよね。すみれちゃんが何者なのかとか。

スタッフ:(今後のネタバレを話しています)。
田村:あー! そういうことか!
檜山:俺もポカーンとしちゃったよ。

――なるほど! そんな設定が隠されていたとは……。今後の展開も目が離せませんね。では最後に、全国の『快盗天使ツインエンジェル』ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

田村:みなさんが10年ずっと好きでいてくれたおかげで続いている作品だと思います。新しいキャラクターも増えて、私たちの代ではなくなるかもしれませんけど(笑)。ずっと応援してくれたらうれしいですね。

能登:10周年を迎えたことだけでもすごいことですけど、ここからさらに次の大きな展開がある、ということもすごいことだと思います。末永く引き続き楽しんでいただけたらと思います。

釘宮:10周年続いてきたのも、みなさんの熱い思いがあってのことだと思います。今日は感謝の気持ちでいっぱいになりました。広がっていく『快盗天使ツインエンジェル』の世界をこれからも、ずっと同じ熱さで応援してくれたらなと思っています。

檜山:僕も長い間、声優をやらせていただけていろんな作品に関わってきましたが、よくよく考えてみるとパチスロ原作の作品がアニメ化された事はあまりないことだと思います。僕がガッツリと関わっている作品だと、これだけかなと。特別な愛着がある作品なので、この感覚を長く感じるために15年20年と、自分の財布事情と相談して遊んでください(笑)